整ってきた子育て支援

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いつか向き合う「結婚」と「子育て」

企業の考え方が変わったことで、「エンジニア女子」こと女性エンジニアの受け入れ態勢が整いつつあります。先輩の男性社員の受け入れ態勢も良好ですし、サポート体制も十分だといえます。しかしエンジニア女子が将来直面することになりそうな局面についてはどの程度受け入れ態勢があるでしょうか。その局面とは「結婚」そして「子育て」です。子育てと仕事の両立が出来ない限り、エンジニア女子にとって働きやすい職場とはいえないのが現実です。子育てをするためにエンジニアとしてのキャリアを終えなくてはいけないとしたら、エンジニアになること自体を再考する女子が出てきても仕方がないかもしれません。しかし結婚をしたエンジニア女子を受け入れて、仕事と子育てを両立させてほしいと思っている企業は徐々に増えています。

働きやすい職場とは

エンジニア女子が働きやすいと感じる職場には特徴があります。それは「ライフスタイルに合わせて仕事のやり方を選べる職場」です。先述しましたように、女性は結婚や出産、子育てとライフスタイルが年齢とともに変化していきます。その時々のライフスタイルに合った働き方を選べる職場が女性に優しく働きやすい職場だといえます。
具体的には「残業少なめOK」「出向なし」などが挙げられます。どちらも結婚生活と仕事を両立させるために重要なことでしょう。また「産休」「育休」などの休暇制度を取れることがとても重要になります。これらの休暇制度を利用することは労働者の当たり前の権利なのですが、守られていない職場も依然として多いです。さらに子育て中の「時短勤務」が認められる職場になるともっと少なくなります。名目上認めるという職場ではなく、「過去に子育てと仕事を両立した事例がある」職場が理想的です。

働きやすい職場の「見分け方」とは

それでは女性が本当に働きやすい職場を見分ける方法はあるのでしょうか。まず女性が働きやすい職場には自然と女性社員がたくさん集まってくるものです。結婚や出産を機に辞職するエンジニア女子が少なければ職場の男女比としてエンジニア女子の人数が増えてくるはずです。ここに注目をして職場選びをしてみましょう。企業ごとのエンジニアの男女比を比べてみて女性の比率が高い企業は女性に優しい企業の可能性が高くなります。
またエンジニア女子の採用に積極的な企業は、「育児休暇OK」「時短勤務OK」などのメッセージを社会に向かって発信しているケースが少なくありません。せっかくの取り組みなので社会に広く知ってもらいたいと思うのは自然な考えだからです。実績も精査しなければいけませんが注目してみる価値はありそうです。

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