活躍するエンジニア女子

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活躍の波が押し寄せている

私は長年「エンジニア女子」としてIT業界でエンジニアの仕事をしてきました。エンジニア女子とは文字通りIT業界で働く女性エンジニアのことを指しています。最近は広島東洋カープが大好きな女子のことを「カープ女子」と言ったり、理系の女子を「リケジョ」と称したり、山登りが大好きな女性を「山ガール」と呼んだりします。他にも歴史好きな女子が「歴女」、鉄道好きな女性が「鉄子」と呼ばれますがそれくらい女性の進出が各方面で目立ってきているということでしょう。男性ばかりだった業界に女子たちが風穴を開けはじめている証拠です。
私たちエンジニア女子もかわいい愛称が付くくらいIT業界で重要な役割を担うようになってきたのだと嬉しく思います。

活躍しやすくなってきたIT業界

そもそも男性が主流だったIT業界ですが最近になって女性の進出が目立つのはなぜでしょうか。まず企業の考え方がここ数年で大きく変化したことが要因になっています。以前はIT関連のグッズやソフト、プログラムなどは一部の男性向けに作られていました。マニアの男性が喜ぶようなものを作るとヒットをするというような偏った考え方です。
しかし最近では他の業界の商品やソフトと同じようにIT関連の商品でも「女性が注目して、女性がいいと思うものがヒットする」という考え方が普通になっています。そして女性目線を知るために企業が女性の作り手を積極的に起用する場面が増えてきているのです。会議でも女性が立案した企画を積極的に採用する傾向があり、今後しばらくこの傾向は続きそうなのです。

ライフスタイルに合わせた働き方の推進

IT業界は一見進んでいるようで昔気質の働き方をしている企業が多かったのも事実です。「締め切り直前の仕事は徹夜で仕上げるのが当たり前」という考え方をしている現場がほとんどでした。このような職場では泊まり込みの作業や深夜に帰宅をさせるリスクを考えて、女性のエンジニアをプロジェクトに参加させることを控えたい……そう考える企業も多かったわけです。
最近はIT業界も変わりつつあり、エンジニアのライフスタイルに合わせた働き方をしたほうが結果的によいものができるという考え方に変わってきています。フレキシブルな勤務時間と勤務地を選ばない働き方が推奨され始めています。またフリーランスのエンジニアでもプロジェクトに積極的に採用されるようになったことで、育児のために現場を離れた女性エンジニアが復帰しやすくなりました。フレキシブルな働き方は女性の生き方にマッチしていますので今後もますますエンジニア女子の活躍が見込まれます。

なお、このサイトへのお問い合わせは流行りのエンジニア女子へのご感想までお願いします。

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